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部分整備(両吸い込みポンプグランドスリーブ溶射補修)

①ポンプのグランドスリーブは摩耗した場合、取り外して新しいスリーブと入れ替える。
しかし、スリーブが容易に取り外しできない場合、加熱して取り外すことが多い。
その際、軸がステンレスの場合熱によって軸を曲げてしまうことが多々ある。

②この例では、スリーブを取り外すことなく、軸についたまま溶射をすることにより、加熱分解して軸を曲げるリスクが少なくなる。

③溶射加工前の下削りの様子。

④溶射加工後、機械加工で仕上げた様子。
この手法でグランドスリーブ部分のほかにベアリング部、オイルシール部のリップ摩耗やインペラーのサクション部の摩耗にも応用できる。
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